石材選びのポイント
墓石に使われる石材には実に様々な種類があります。
石ごとに異なる長所があり、見た目の美しさも千差万別です。
ここでは、当店で人気の石材を中心に、それぞれの特徴をご紹介します。
その他の紹介しきれない石材についても、店頭で直接ご確認いただけます。
※天然石ですので色合い、石目模様にバラつきがあります。サンプル画像と実際の製品は全く同じにはなりませんのでご了承願います。
MU(エムユー/インド カルナタカ州)
当店が自信をもってお勧めする黒御影石がMUです。 経年劣化が少なくいつまでも非常に美しい光沢を保ちます。 キズ等の問題も少なく建墓後も納得の石種です。 インド産の黒御影石だとクンナムが最高級とされておりますが、当店ではMUをお勧めします。
M-1H(エムワンエイチ/インド アンドラプラディッシュ州)
インド産緑系の石種の最高峰です。 緑の粒子が特徴的で気品すら感じる美しい石目は長年の使用実績からも裏打ちされた当店人気ナンバー1石種です。
Y-1(ワイワン/インド アンドラプラディッシュ州)
インド産中間色の最高級石種です。 分類は中間色ですが限りなく黒に近い石種です。 石目の中に白い雲母が散っているのが特徴です。研磨による艶の出はインド産の石種でY-1の右に出る石はない程です。 さらに硬度も最も高いとされており、その美しい艶が長期間にわたり持続します。 和型、洋型ともに威風堂々とした佇まいを感じさせます。
アーバングレー(インド カルナタカ州)
インド産の石種で最も多く輸入されている石です。 最も大きな丁場(採石場)を持ち、品質が安定しているため、長尺(大きな1本物のパーツ)も取れます。 透明感のある落ち着いたグレーが魅力的な石です。 石塔、外柵どちらでもお使いいただけますが、当店では外柵をアーバングレーにし、石塔はMUもしくはM-1Hにする組み合わせを推奨しております。 大変高級感のあるお墓になります。
松山石(中国福建省)
最もリーズナブルな石種です。 主に外柵材として使用されます。 中国の石の中でも比較的石目やキズ等の問題が少なく安心してご使用いただけますが吸水率はインド材と比べると高いです。
和型と洋型の違い
和型のお墓
江戸時代に一般化し、最も普及している日本の伝統的な墓石です。 縦長の墓石に「○○家之墓」「先祖代々之墓」などと刻まれているおなじみのお墓を指します。 芝石といわれる敷石の上に、中台石、上台石、竿石と重ねる四段構造が基本構造となります。
洋型のお墓
芝生墓地やガーデニング霊園などによく映える、欧米風の墓石です。 モダンで華やかな見た目から、近年人気が高まってきています。 和型には合わせづらい色みの石を使用したり、故人が好きだった文字や言葉を自由に刻むことができるのも洋型ならではの特徴です。